メリットとデメリットを理解する

シェアハウスによってはドミトリーと呼ばれる相部屋スタイルの物件もあります。個人的に部屋は持てませんが安価な価格設定が魅力です。もちろん他人との接触の機会も多くなり、人間関係のトラブルも起きやすい状況ともいえるので、向いている人と向いていない人がはっきり分かれる生活スタイルといえるでしょう。

こうした点が自分の性格と合えば、シェアハウスは大変住み心地のいい楽しい空間となるでしょう。暇なときは共有のスペースに行くと誰かと気軽に話すことができますし、他の人の生活スタイルから学ぶこともたくさんあるはずです。助け合いながら生活することによって対人関係のスキルを向上させることもできるでしょう。国際交流の貴重な場になることもあります。今まで気づかなかった自分の長所にも気づけるかもしれません。

もちろん、同居する人がどんな人かによってうまくいくかどうかは大きく左右されるという点も見逃すことはできません。そのため、物件選びはとても大切です。入居してからストレスのたまる毎日を過ごさなければならないと思うと、考えただけでもしんどいものです。入居を検討している方は、メリットとデメリットをしっかり考え、十分に下見や調査をしたうえで決定することをお勧めします。

トラブルは起きるのか

シェアハウスは通常のアパートなどよりも他人との距離が近くなることは事実です。その上、設備を共有することも多いため、心配になるのが人間関係のトラブルです。もちろん、トラブルと無縁ということはありませんが、かなりの程度は運営事業者の腕次第というところは否定できません。運営事業者が起こりえるトラブルをどれだけ想定し、実際に起こった時にはどのように介入してくれるのかによって、問題が大きくも小さくもなるでしょう。

よい運営事業者かどうかを見分ける一つのポイントは、頻繁に訪問するかどうかです。シェアハウスに同居している運営事業者なら問題ないかもしれませんがそうでない場合は、頻繁にシェアハウスに顔を出し、何かトラブルが起きてないかをチェックするような人でないと、トラブルを上手に解決することは難しいでしょう。

とはいえ、運営事業者が個人間のトラブルすべてに介入できるわけではありません。あくまで同居している住人とのトラブルは個人間で解決するつもりでいましょう。そうした現状をきちんと把握したうえで入居を決めるべきですし、そのためには事前に下見や心配なことを運営事業者に相談しておくことが大切です。実際にシェアハウスに足を運び雰囲気を探るのもよいでしょう。

どんな人たちとシェアするか

シェアハウスに住んでいる人は実に様々です。一般の企業に就職されている社会人もいますし、SOHOなどで個人事業主として生活している方もいます。また海外からの留学生やビジネスのために短期間来日している外国人もいます。特に海外ではルームシェアの文化が日本よりも当たり前となっているため、抵抗なくシェアハウスを利用される方も少なくないようです。

こうした背景から、英語を勉強するために外国人の住んでいるシェアハウスへ入居を希望する方も多く、国際交流の貴重な場としての役割も果たすようになってきました。まだまだ外国人のシェアハウスの利用率は高いとは言えませんが、今後より注目される生活スタイルの一つと言えるでしょう。語学を上達させるにはネイティブの人と会話することはもちろんですが、外国人に対して慣れていくことも重要です。そのうえで、日ごろの生活から接することのできるシェアハウスは外国語を学びたい人へお勧めの物件と言えるのです。

また、個人のプライバシーもかなりの程度守られますので、一人になりたいときにはその空間を守ることができるのも魅力一つです。気が向いたときに人と話し、一人で何かに集中したいときには一人暮らしのように籠ることもできます。

シェアハウスとは

シェアハウスとは近年多くの利用者が増えている生活スタイルとして、一軒の家での共同生活ができる物件のことを指します。適度な入居者同士のコミュニケーションが図られ、単身の社会人層に広く受け入れられています。一人暮らしだとさみしいとか、いろいろな人と接点を持つことで自分の見方を広げたい、単身者用のアパートに備え付けられているキッチンではなく、しっかりとした設備のある家に住みたいなどの様々な理由を背景に多くの人が注目している生活スタイルとなっています。

シェアハウスとは大抵以前はマンションや寮だったところを転用して運営されます。基本的に入居者は自分の部屋を持ち、リビングやキッチン、トイレなどをといった設備を共有します。賃貸料はワンルーム物件と同じくらいですが、大きな家に住めるのでそれぞれの設備が充実している点が魅力の一つとなっています。

似ている生活スタイルとしてルームシェアがあります。ルームシェアと異なるのは入居者それぞれが運営事業者との契約を結ぶということです。運営事業者は住み込みのこともありますし、別の場所で事務所を構えていることもあります。入居方法も通常の物件と同じように最初に資金や礼金に似たデポジットという費用を支払います。これは退去時には全額戻ってくるもので、保証金の役割を持ちます。そのため、部屋の設備を壊してしまうと返却されないこともあります。光熱費などの計算も様々で、実費で請求されるところもあれば、一定の金額を運営事業者に支払う方式のところもあります。